写真館で記録写真のおすすめ

今や、首都圏を中心にして、日本各地にフォトスタジオを展開するらかんスタジオ、務めていた友人の話を思い出します。吉祥寺に瀟洒な本店がありますが、その歴史は古く、1920年(大正9年)に、初代の鈴木清作がニューヨークで、フォトスタジオを開業し、1921年(大正10年)に、ニューヨーク五番街に、らかんスタジオとして、創業しました。当時、ロックフェラー研究所に勤務していた野口英世博士を撮影しています。1930年に日本に帰国して、阿佐ヶ谷にらかんスタジオ開業したのが昭和5年です。

1935年(昭和10年)に吉祥寺の現在の場所に移転しました。吉祥寺にある街の写真館ですが、輝かしい歴史があります。先代がニューヨークで修業した技術は高く、らかんで修業した写真家も多くいて、確実にその技術は生き続け、日本各地の写真館に伝わっています。写真館で撮る写真は、自分の人生のメモリアルとして、死ぬまで持ち続けます。

それを踏まえてプロの写真家は撮影するので、素晴らしい写真が出来上がります。誰にでもおすすめできる写真に仕上げます。写真屋さんにとっては、日々の仕事ではありますが、決して、やっつけのいい加減な気持ちでは撮影していません。そんな店は淘汰されます。

いやしくも、日本各地で長年き、多くの人がおすすめする写真館は決してそのようなことはありません。デジカメの普及で写真が手軽に撮影できるようになりましたが、あくまでそれはスナップ写真です。人生の大切な節目は、記念写真ではありません。記録写真です。

自分の人生の記録写真です。写真館で撮影することをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です