昔のカメラと言えば、フィルムを使用したカメラが主流でした。撮影した写真は、フィルムを写真屋さんに出して、現像してもらって初めて写真を楽しむことができたのです。一度シャッターを切ったら、フィルムに焼き付けられ、撮り直しは出来ません。そして撮影できる枚数は、24枚撮りなどが主流でした。
そのため、写真を撮影するときに失敗すると、とても残念に思ったものです。それが今となるとデジタルのカメラが主流になり、性能が格段に上がり、更にメディアの容量が多くなりました。そのため何度失敗してもその場で確認をして、失敗していればすぐに削除できます。保存できる枚数も、何百枚何千枚という非常に大きな単位です。
このことから、昔とは1枚の写真に対する思い入れが全く変わったと言えます。そして保存した写真はそのままデータとして保管され、見返すことも少なくなりました。このようにして、保存してある写真は埋もれていく傾向にあるのです。このような写真を、ちゃんと有効にすることができるのが、フォトブックです。
フォトブックは各社が様々なサービスを展開していて、好きな写真を選んで一冊のアルバムを作成してくれるものです。作成するには、各社の提供する自作ソフトかブラウザから、テンプレートや写真を選んで組み上げていきます。自作ソフトを利用すると、オフラインの環境でも作業ができるため、おすすめです。また自作ソフトは無料で提供されていて、ダウンロードして使用します。
どちらも難しい作業はありませんので、誰でも手軽に作成できるのです。このようにしてフォトブックを作成すれば、いつでもどこでも写真を楽しむことができるようになります。